妊娠初期にあらわれる症状を16にまとめました。
それぞれ説明もつけています。
妊娠初期とは
一般的に妊娠2か月から妊娠4か月の終わりまでを指します。(妊娠4週~15週)
「あれ、生理が来ない」「生理が遅れている」と気づき
妊娠を疑い始めるころには妊娠2か月に入っている時期になります。
妊娠初期についてや気を付けるべきことをまとめた記事もありますので参考にされてください。
主な妊娠初期症状
妊娠初期にあらわれる症状には主に以下のようなものがあります。
- 生理が遅れる・生理が来ない
- 着床出血
- つわり
- 頭痛、腰痛
- 肌荒れなどの肌トラブル
- 嗅覚の変化
- 便秘や下痢、頻尿
- おりものの変化
- 体のだるさやひどい眠気
- 胃のむかつき
- 食べものの好き嫌いの変化、よく食べる
- 腹痛・下腹部痛、お腹の張りを感じる
- 胸が張る、痛くなる
- 情緒不安定
- 基礎体温の変化
- よだれや鼻水がでるようになる
症状の内容
妊娠初期16の症状にちょっと説明をしていきます。
1.生理が遅れる・生理が来ない
普段、生理が規則的に来ている人は生理の遅れなどで妊娠兆候に気づきやすいです。
生理予定日より1週間以上空く場合には妊娠検査薬の使用を試すといいでしょう。
生理が不規則な方は、多くのストレスを抱えていたり、生活習慣の乱れ、いきすぎたダイエットなどの原因が考えられます。
また、病的な原因もあるので生理の不規則さが目立つ場合には病院への受診をしたほうが良いと思います。
生理の遅れがいつもある場合には妊娠に気づきにくいので注意しましょう。
2.着床出血
受精卵が子宮に辿り着いたとき(着床)に起こる出血です。
出血量はおりもの程度の微量から生理と同じくらいの量と個人差が出ます。
色についても、赤い鮮血色やピンク、茶色と様々です。
出血が起こるのは生理予定日あたりといわれています。
この着床出血は必ず起きるものではないので、着床出血がある・無いに関しては心配いらないでしょう。
3.つわり
妊娠によっておこる吐き気、嘔吐、食欲不振などの不快な症状を指します。
大半の妊婦さんが体験する症状といわれ、ぜひとも避けたいものですね。
つわりは、早い方で妊娠5週ころから始まるそうです。
妊娠8週ころにはピークを迎え、妊娠16週ころには自然と症状がなくなっていくことが多いです。
妊婦さんの中には妊娠後期までつわりの症状が長引く方も…。
このつわりもたいへん個人差が出やすいものとなっています。
あまりにもひどいつわりの場合は、我慢せずに産婦人科への受診をしてください。
母体と赤ちゃんの健康のためです。
4.頭痛・腰痛
頭痛はこめかみのあたりがズキンズキンと痛む片頭痛が多いです。
妊娠によるホルモンバランスの乱れが原因です。
頭痛が起きて、ひどくなりそうと感じたらすぐに休みましょう。
市販薬は赤ちゃんへの影響も懸念されますので、病院で処方してもらってください。
腰痛は、妊娠すると赤ちゃんをスムーズに産むために骨盤周辺の関節やじん帯が緩むことによって引き起こされます。
またお腹が大きくなるにつれて、前かがみの姿勢になっていき腰へ負担がかかることも要因となっています。
あまりに痛い場合は病院に行くと、湿布を貰えます。
実際に私も貰ったことあります。あとは安静にすることですね!
5.肌荒れなどの肌トラブル
にきび、吹き出物、乾燥、かゆみなどが出たりします。
ホルモンバランスの乱れが原因です。洗顔など普段以上に丁寧にしましょう。
妊娠中は肌が敏感になることもあり、いつも使っている化粧水やクリームが合わなくなったりします。
その場合は、敏感肌用や保湿効果の高いものに変えましょう。
ちなみに私が使っているのはドラッグストアなどで買えるキュレルの敏感肌用の化粧水とクリームです。
6.嗅覚の変化
いつものにおいがダメになるなどよく耳にしますね。
妊娠によるホルモンの変化が原因です。
においが気になるときは、お気に入りの香水などをハンカチにかけて持ち歩くことをおススメします。
きついなと思ったときにハンカチを鼻のあたりにあてて、気になるにおいを遮断しましょう。
7.便秘や下痢、頻尿
便秘や下痢に悩む方は多いかと思います。
ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れて引き起こされます。
また大きくなっていく子宮に圧迫されるから起こるともいわれています。
便秘は海藻、きのこ、キャベツ、バナナなどで食物繊維を摂取しましょう。
頻尿についてもホルモンバランスの変化や子宮からの圧迫が原因となっています。
尿意をよく感じるようになります。
我慢はよくないので、したいと思ったらトイレに行きましょう。
8.おりものの変化
これはけっこう有名な妊娠兆候です。
ほんのり黄味がかった色、薄めの茶色などで量が増えたり、水っぽくなったり、においがあまりしなくなったりしていきます。
おりものに関しては、これが妊娠したときのおりものという決まったものがないです。
ふだんのおりものを注意深く見ておくことが大切ですね。
気になる方はおりものシートを使ってくださいね!
9.体のだるさやひどい眠気
ホルモンの変化により引き起こされます。
何もしていないけど、体が重くだるい。どんなに寝ても眠気が取れない、眠い。
よくある症状です。無理せず休むようにしましょう。
普段、運転をよくされる方は居眠り運転にご注意ください。
10.胃のむかつき
この消化器系のトラブルは、つわりにもみられるようによく見られる症状ですね。
妊娠によるホルモンの影響で胃腸が弱くなったり、むかむかしやすくなったりしています。
症状がひどいと、ご飯が食べれないほどに。
個人差が出やすいですが、症状がひどい場合には医療機関へ受診してください。
11.食べ物の好き嫌いの変化、よく食べる
好きだったチョコが食べれない。嫌いだった辛いものが食べれるように。
これもよく聞く症状です。
ホルモンによる影響で味覚に変化が起きたりします。
特定のものばかり食べてしまうといったことも。栄養に偏りがでてきます。
つわりや胃のむかつきがひどいときは食べれるものを食べましょう。
あとは、サプリなどで栄養を補強したりしてうまく過ごしましょう。
また、よく食べるようになったりしますので食べすぎに注意しましょう。
↓私のおススメはこれです!妊娠中ではなくても摂取したいものを補ってくれます!
ぜひ妊婦の方は積極的に葉酸を摂取しましょう。
12.腹痛・下腹部痛、お腹の張りを感じる
お腹の下のあたりがチクチクする、引っ張られるような感じがする。
感じ方は人それぞれです。妊娠ホルモンによるものです。
またホルモンバランスの乱れによる胃腸の痛みだったりもします。
痛いからと言って、市販の薬をすぐに使ったりはしないようにしましょう。
13.胸が張る、痛くなる
これは生理前などにもみられる症状です。
生理か妊娠か区別がつきにくいですが、妊娠の場合は生理予定日を過ぎても痛みや張りが続くのが特徴です。
14.情緒不安定
イライラする、急に悲しくなる、怒りっぽい、不機嫌、暴飲暴食、落ち着かない
などなど思い当たる方もいらっしゃると思います。
わけもなく突然泣いたりなんてことも。
ホルモンバランスの乱れが原因で起きます。妊娠に対する不安もあるかと思います。
お外に出たりして、気分転換したり好きな音楽を聴いて落ち着いたりしてみましょう。
寂しがり屋さんは友達などとお話しするのもいいかもですね!
私もよく友達と電話してもらったりしていました。
15.基礎体温の変化
基礎体温の変化は実感しずらいかと思いますが、妊娠したら誰にでも変化が起きます。
普段から基礎体温をチェックしている方は気づくかもしれませんね。
基本的に妊娠すると基礎体温は高くなります。基礎体温が高いまま3週間続いた場合は妊娠の可能性があるそうです。
私は普段、チェックしていないのでこちらについては実感したことないです。
16.よだれや鼻水がでるようになる
いつも以上に、よだれや鼻水が多く出ることがあります。
ホルモンバランスの影響を受け、自律神経が乱れることが原因です。
風邪と勘違いして、妊娠の兆候として区別がつきにくいものです。
のどが腫れたり、熱が出たりしなければ妊娠の症状として考えていいです。
最後に…
これまで初期症状を16個上げてきましたが、個人差によって変わってきます。
上記のものが全て必ず起きるとは限りません。
生理が遅れて妊娠しているかもと思ったら、喫煙・飲酒などをしないようにしましょう。
もしも妊娠していて症状がつらい場合は我慢せずに休んだり、産婦人科へ受診しましょう。
みなさまの参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。